25,26日はABCコースに分かれての視察および被災者によるお話を聴く集い、27日は郡山教会にて全体会が行われました。
【被災地視察と被災者から聞く】
県内自主避難者によるお話 (会津若松教会にて) |
札幌教区カリタス宮古ベース→長崎教会管区カリタス大槌ベース→NPO法人カリタス釜石が支援対象にしている上中島復興住宅視察→大阪教会管区カリタス大船渡ベース→仙台教区サポートセンター米川ベース(泊)→南三陸町→カトリック東京ボランティアセンター原町ベース→郡山教会
本宮市で農業を営む被災農家によるお話(二本松教会にて) 福島の農産物に対して偏見を持つことなく、 バランスのとれた見方をしていただきたい。 |
Bコース (福島県コース)
会津若松教会→二本松教会→男女共生センター(泊)→いわき教会→いわきサポートステーションもみの木(さいたま教区管轄)→楢葉町・富岡町視察→郡山教会
Cコース (福島県コース)
会津若松教会→松木町教会→男女共生センター(泊)→原町教会→浪江町視察→カトリック東京ボランティアセンター原町ベース→郡山教会
【全体会】
27日全体会(郡山教会にて)
CBCJ復興支援担当司教 菊地功司教様のご挨拶 |
札幌教区の支援の取組みの発表:上杉昌弘神父様 札幌教区カリタス宮古ベースの開設経緯と経過 |
さいたま教区の支援の取組みの発表:ホアン神父様 いわきサポートステーション開設経緯と経過 |
堺教会(大阪教区)と大船渡教会の取組み発表:菅原圭一様(大船渡教会信徒) 堺・大船渡教会は姉妹教会として歩みを続ける |
カトリック雪ノ下教会(横浜教区)の支援の取組みの発表:中山正士様(信徒) 被災地に「面」でかかわる雪ノ下教会震災復興支援プロジェク |
カトリック鷺沼教会(横浜教区)の支援の取組みの発表:石川清子様(信徒) 顔の見える温かみのある活動を継続する試み |
②カトリック学校の取り組み事例発表として
近畿カトリック学校連盟宗教部会の支援の取組み発表:吉村信夫様(六甲学院教諭) 学校の枠も宗派の枠も越えて被災地に学生ボランティアを派遣する試み |
長崎純心大学の支援の取組み発表:松永公陸教授(生活福祉学科教授) 大学全体で被災地のために考え活動する試み |
③ミサ
全体会の最後には仙台教区司教平賀徹夫司教様主司式の「犠牲者を追悼し、被災者への癒しを求め、復興支援活動に祝福を求めるミサ」がおこなわれました。
説教:幸田和生司教様 |
被災地にあって、新たなつながりを見出す地域、人と人とのつながりが切れてしまったかのような地域、様々な困難を抱えながら復興を目指す地域が混在しているけれど、私たち教会はまずまとまっていること、被災地の人々と「ともにいる」ことを意識しながら、それぞれの役割を生かしそれぞれの活動を継続し、被災地とともに復興へと歩み続けることができますように。
集いに参加した那覇教区から札幌教区までのそれぞれの司教・司祭・修道者・信徒は、みな力をいただき、それぞれのご自分の地域へと戻って行かれました。
この会議で得たことが各地域に伝えられ、復興までの遠い道のりを心が折れることなく継続してご支援くださいますように!
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