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2013年6月27日木曜日

第3回カトリック司教協議会東日本大震災仙台教区復興支援全国担当者会議

 2013年6月25~27日に「第3回カトリック司教協議会東日本大震災仙台教区復興支援全国担当者会議」が開催されました。
 25,26日はABCコースに分かれての視察および被災者によるお話を聴く集い、27日は郡山教会にて全体会が行われました。

【被災地視察と被災者から聞く】

県内自主避難者によるお話 (会津若松教会にて)
Aコース (岩手県・宮城県コース)
札幌教区カリタス宮古ベース→長崎教会管区カリタス大槌ベース→NPO法人カリタス釜石が支援対象にしている上中島復興住宅視察→大阪教会管区カリタス大船渡ベース→仙台教区サポートセンター米川ベース(泊)→南三陸町→カトリック東京ボランティアセンター原町ベース→郡山教会




本宮市で農業を営む被災農家によるお話(二本松教会にて)
福島の農産物に対して偏見を持つことなく、
バランスのとれた見方をしていただきたい。










Bコース (福島県コース)
会津若松教会→二本松教会→男女共生センター(泊)→いわき教会→いわきサポートステーションもみの木(さいたま教区管轄)→楢葉町・富岡町視察→郡山教会

Cコース (福島県コース)
会津若松教会→松木町教会→男女共生センター(泊)→原町教会→浪江町視察→カトリック東京ボランティアセンター原町ベース→郡山教会

【全体会】
27日全体会(郡山教会にて)

CBCJ復興支援担当司教 菊地功司教様のご挨拶
①全国の小教区教区の取り組み事例発表
札幌教区の支援の取組みの発表:上杉昌弘神父様
札幌教区カリタス宮古ベースの開設経緯と経過

さいたま教区の支援の取組みの発表:ホアン神父様
いわきサポートステーション開設経緯と経過

堺教会(大阪教区)と大船渡教会の取組み発表:菅原圭一様(大船渡教会信徒)
堺・大船渡教会は姉妹教会として歩みを続ける

カトリック雪ノ下教会(横浜教区)の支援の取組みの発表:中山正士様(信徒)
被災地に「面」でかかわる雪ノ下教会震災復興支援プロジェク

カトリック鷺沼教会(横浜教区)の支援の取組みの発表:石川清子様(信徒)
顔の見える温かみのある活動を継続する試み
途中に質疑応答の形で各教区からの実践報告がありました。

②カトリック学校の取り組み事例発表として
近畿カトリック学校連盟宗教部会の支援の取組み発表:吉村信夫様(六甲学院教諭)
学校の枠も宗派の枠も越えて被災地に学生ボランティアを派遣する試み
 途中に質疑応答の形で幼稚園・小・中・高・短大を経営する修道会からの実践報告がありました。
長崎純心大学の支援の取組み発表:松永公陸教授(生活福祉学科教授
大学全体で被災地のために考え活動する試み


③ミサ
 全体会の最後には仙台教区司教平賀徹夫司教様主司式の「犠牲者を追悼し、被災者への癒しを求め、復興支援活動に祝福を求めるミサ」がおこなわれました。
説教:幸田和生司教様


 被災地にあって、新たなつながりを見出す地域、人と人とのつながりが切れてしまったかのような地域、様々な困難を抱えながら復興を目指す地域が混在しているけれど、私たち教会はまずまとまっていること、被災地の人々と「ともにいる」ことを意識しながら、それぞれの役割を生かしそれぞれの活動を継続し、被災地とともに復興へと歩み続けることができますように。


 集いに参加した那覇教区から札幌教区までのそれぞれの司教・司祭・修道者・信徒は、みな力をいただき、それぞれのご自分の地域へと戻って行かれました。
 この会議で得たことが各地域に伝えられ、復興までの遠い道のりを心が折れることなく継続してご支援くださいますように!




 

2013年3月15日金曜日

東日本大震災支援全国ネットワーク

 私たち以外の方々の支援活動をご紹介します。
 「第5回東日本大震災支援全国ネットワーク 現地会議in福島」がいわき産業創造館で開催されました。
 主催はJCN(Japan Civil Netowork、事務局:東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245JNPOC気付)です。

今回の会議には「複合災害に向き合うための支援のあり方」という副題がついています。

第一部:いわき市の現状
【スピーカーの方々】
・北爪英子氏  :いわき市社会福祉協議会
・長谷川秀雄氏:3.11被災者を支援するいわき連絡協議会・みんぷく
・小松豊明:NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会























 




 










第2部:「住民感情に寄り添う支援」として、次の方々から現状報告、問題点等をお話頂きました。
・草野紀恵氏  :楢葉町社会福祉協議会
・吉田恵美子氏:NPO法人 ザ・ピープル
・伊藤孝介氏  :NPO法人 フロンティア南相馬

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【報告・問題点等】
・「大変でしたね」と声をかけられると、それに応えるために思い出して話さなければならなくなるので、それが辛い。だから話しかけられないように外に出たくない。(家族を亡くした遺族の話)
・イベントに男性は出てこない。昼間から酒を飲んでいる。
 阪神淡路大震災の時も3年目の孤独死が多かった。(長期にわたる仮設生活からのストレスやアルコール依存症との関係が指摘されている。)
・放射能問題もさることながら、15年後の介護の問題の方が深刻。若者が少なく高齢者が残っているから。
・復興のためには「人」が必要だが、ボランティアの宿泊所がない。
・津波被災者、地震被災者、原発事故被災者と背景の異なる人々の間で軋轢が生じている。
・南相馬市では、原発から10-20kmの小高区、18-30kmの原町区、30-40kmの鹿島区で東電からの補償額が異なり、そのために同市の3区で分断が起きている。
・避難生活が長引き、月日が経つにつれて、故郷に戻る意識が薄れていく。楢葉町では平成27年には帰村宣言できる予定だが、いわき市での生活に慣れ、便利なので帰村を望む人が減少している。高齢者のみが戻りたい望みを持っている。町の高齢化の問題となる。
・「いわきオーガニックコットンプロジェクト」を設立。食用以外の物としてオーガニックコットンを栽培。スタディツアー参加者やボランティアの支援を得ながら、綿と綿実を生産し、農業の再興と六次産業化により、市民参加型のいわきの新たな産業の創出を行う。(ザ・ピープル)

【課題】
・地元を担っていく若者の育成が大事と考える。自立することができるように。
・小さなNPOが個々に活動しても効果があまりない。連合体が必要であると呼びかけ合い、NPOがまとまること。
・地域の分断や対立があっても、それを乗り越えて一つになること。
・孤独死を未然に防ぐためには個人情報の開示(条件付きで)を求めていく。個人情報を開示しないことによって守られる命よりも、開示することによって守られる命の方が多いのではないかと考える。
・行政と連携して活動すると情報も得られ、支援の効果が上がる。

【県外の支援者へのお願い】
・復興には5年、10年とかかるので資金援助を引き続きお願いしたい。
・福島に足を運んで、自分の目で見て考えてほしい。「福島は終わっていない!!」
・ツアーを組んで見に来てほしい。修学旅行でも見に来てほしい。
・イベントは僻地や少人数のところでもやってほしい。大きいところばかりに支援がいく。