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2013年12月16日月曜日

第9回福島ブロック会議

9回福島ブロックミーティング

日時:20131216日午後1時から4
会場:カトリック野田町教会
(記録:CTVC辻明美)

出席者:野田町教会(Fr.トマス、高橋・阿部、高木、小室、富山、牧山)、郡山教会(Fr.板垣、鍵谷、佐藤)、福島デスク(柳沼、鈴木)、松木町教会(鈴木夫妻、Sr.熱海)、いわき教会(佐藤、鈴木、佐々木)、さいたま教区サポートセンター(薄葉)、原町教会(Sr.畠中、山内)、カリタスジャパン(鈴木)、仙台教区(平賀司教、小松神父、Sr.長谷川、小野、CTVC(幸田司教、漆原、辻)、オールジャパン(濱口)

平賀司教による祈りの後、参加者全員の自己紹介を行った。

1.      ホスト教会による活動紹介
ホスト教会である野田町教会より活動の経緯と内容について報告があった。
 野田町教会では司牧協議会が中心となり、震災以降、福島市災害対策本部と協働し、福島市内にある避難所での炊き出し活動などを行った。
 20134月からは、野田町教会復興支援有志(仮称、13名)を結成し、松木町教会の愛の支援グループによる宮代仮設住宅での支援活動に参加、協働することとなった。この時期からの活動参加に戸惑いもあったが、仙台サポートセンターや福島デスクの活動を知り、今からでも決して遅くはないと感じ、活動への参加を決意した。
★教会委員長高橋さんより活動に参加しての感想
 2013426日に初めて松木町教会が活動をしている宮代仮設住宅での「ふれあい茶の湯」に参加した。仮設住宅での活動の雰囲気や、入居者の方が準備や片付けをされるなど、支援する側と支援される側が一体となって活動をしていることに感動した。ボランティアも入居者も同じものを食べ、時間を共有することが大切だと教えられた。
 松木町教会は、宮代仮設住宅の入居者が全員退所されるまで活動を続けると言われている。  私たちも今後も松木町教会の活動に参加し、一緒に活動を行っていきたい。
★阿部さんのお話
 入居者が全員元気に出られるまで、一緒に活動を続けていきたい。
 南相馬の原町教会の高野さんから声をかけてもらい、個人的に仮設住宅への野菜配りに定期的に参加した。初めて南相馬の現状に触れたとき、全国から集まってくる物資などを原町教会の皆さんや原町ベースのスタッフの少人数で整理しお配りしているということを知り、ショックを受けて、私にできることは何かと考え、個人的に南相馬の活動に参加するようになった。
★小室さんのお話。
 東京・吉祥寺に所属していたが、出身が野田町だったので、震災以降野田町教会に移った。
 吉祥寺教会は最初に野菜販売を開始し、現在も継続しているが、ほんの一部の信徒ではあるが、福島の野菜を販売することに難色を示している人がいる。しかし、主任神父である宮崎神父は自分が主任神父である限りは続けると言ってくださっている。

 他にも、偶然つながった東京の方からコーヒーの支援をいただき、そのコーヒーを使用して、仮設住宅でお茶のみの活動を続けているなど、様々な活動がある旨報告があった。

「質疑応答」
 
Ø  支援グループのメンバーは何名か。
⇒現在把握しているのは13名。活動の案内を掲示はしているが、できる人ができる時に活動に参加する形にしている。
Ø  活動資金はどうなっているか。
⇒教会からの資金は一切なし。個人に呼びかけ、寄付で行っている。
Ø  他の教会はどうか。
⇒松木町教会:教会からの支援はなし。宮代仮設住宅での活動はCTVCと協働して活動を行っているので、活動費はCTVCから支援を受けているが、愛の支援グループ宛てに全国から支援金をいただくこともあるので、活動の一部に使わせてもらっている。
⇒原町教会:全国からの寄付やマグネットを作成し販売。その販売利益を活動費に充てている。
Ø  松木町教会のふれあい茶の湯には何名ほどの参加があるか。(チーム平堂根)
⇒通常のふれあい茶の湯には2030名が参加している。
        
       ★これらの意見を受けて、小松神父より、仙台教区から各小教区に向けて、年間10万円の活動資金の支援を行っている旨報告があり、来年度も継続する予定なので申請をしてほしいとの呼びかけがあった。
       ⇒領収書や細かい会計報告が必要なく、ちょっとしたものを購入するのに使える資金が必要。仙台教区からの10万円は大変ありがたい。(原町教会)
       ⇒今年春に申請したが、まだ連絡がない。(松木町教会):仙台教区事務局にて確認し、返答することとなった。

2.      ワークショップ「男の出番です!」
今回から、新たな試みとして、出席者全員参加によるワークショップを行った。参加者全員が4つのグループに分かれてディスカッションを行った。
仮設住宅への支援活動も女性が主体で行っているため、どうしても女性向きのプログラムになり、男性が参加しにくい。イベントに男性の参加が少ない現状を受け、少しでも多くの方にイベントに参加し、一人で部屋に閉じこもることがないよう、今後男性にもイベントに参加してもらうためには企画も男性にして頂くようになればいいのではないか。といった企画にも参加にも男性を呼び込むためにはどうしたらよいかと、というテーマでグループで討議し、それぞれに発表を行った。
まず最初に、福島デスクのスタッフであり、浪江出身で現在も本宮の仮設住宅で生活している鈴木さんより現状の報告があった。
30代から50代の男性は働き始めているので、現在イベントはもう必要ないと考えている。「仕事を探す手伝いが欲しい」
60代以上の男性は、「何か」はしたいが、それは農業なのか趣味なのかが本人もわからない。ただ、鈴木さんの仮設住宅では、仮設住宅敷地内の空き地を利用し畑を作って、個人がそれぞれに借りて農業を行っている。「生きる目標」(趣味でも農業でも)を見つける手伝いが必要。
20代の男性は仕事に出たがらない人が多い。自分のことを考えてみると、「車が買いたい」など、目標に向かって仕事をしていたが、現在、原発の補償金があり、働かなくてもお金がもらえるので買いたいものは買える状態。そのため目標を失い働く意欲を失っている。生きる目標や楽しみが今、男性にとって必要である。
それぞれの世代が次の一歩を歩き出すために背中を押してもらえる何かの手伝いをしてもらえると嬉しい。

<各グループの発表>

1.
仮設におられる男性の問題:高齢者の方が出てこない。引きこもり。パチンコ通い。お酒を飲む。ストレスからDV。     
【対策】
〇外の世界につなぐ:花見。芋煮会。デイサービス。温泉。祭り。食事会などに誘う。
〇話し相手:酒飲み場。手足マッサージ。子ども。男同士の会話。
〇趣味:将棋。オセロ。つり。パークゴルフ。
〇生産的な仕事:畑(綿花)。木工。針金細工。花壇。

【課題】教会側:話を聞いて相手になれる男性が教会の中にいない。教会には女性が多い。仮設側:富岡の人たちは遠慮している。経済格差。仮設の方はお金はあっても生きがいがない。補償金が降りても使えば消える、生きる目的を見出していく。








 2.具体的な仕事。男性は男性同士。交流を重ねることで仲良くなる。内の人でつながりを持てる人を見つける。呼びかけして誘う。死に向き合った方々に対し住民同士が仲良くなる。決まった時間に決まった場所に集まる。つながった人と一歩踏み込んだ関わりを持つ。イベントに来られた方を大事にしてつながる。男性たちはカラオケサークルを作って夜に集まっているようだ。

れるニーズに誠実に応えていく。

3.人に寄り添っていくことが大事。しかし、条件の違う各仮設をまとめることはない。応えら
【仮設の様子】農家が多い。いやいやで引き出すのは如何なものか。外の話を家の中で聞いている。市民と交流したい。サロンでの話を家でお父さんにも話してはいる。








4.【仮設の方々の問題】出てこない人のケアはむずかしい。消極的。引きこもりがち。            中に入り込めない。今後に不安を持っている。
             ※仮設入居者の事情が異なる:原発からの避難。津波のための避難。
  【解決の対策】一緒に食事をする。同じ趣味を持つ。生きがいを見つける手伝いをす         る。活動を一緒にする。ふれあいバザーをする。フランドゴルフをす         る。カラオケをする。背中を押す。 

l  男性のための語り場が必要であり、そのために気軽に立ち寄れるスペースやお酒を飲む機会があるとよいだろう。
l  生産性のある作業を仮設支援のプログラムに取り入れていくとよいだろう。
l  男性の参加者を増やすために、カラオケや囲碁・将棋、飲み会などの意見は出たが、現状ではそこまで手が回らない状態。また、年代、地域、避難の状況によってさまざまであり、それを一括りにして「男性の出番」を考えることはできない。私たちは「人に寄り添う」ということを根幹に活動しているのだから、男女関係なく、それぞれのニーズに誠実に応えていくことが大切なのではないかと考えた。
l  支援が十分に行き届いている仮設住宅では、仮設を受け入れている地域の人々との交流を求めている。
l  変化に驚かず、変わりゆくニーズに敏感に対応していくことが大切。

など、活発な意見が発表された。また、終了時にこのワークショップの感想を求めたところ、小グループで話し合うことはいろいろな人の意見が聞けて大変よいとの感想があり、今後もこの形式で会議を行うことを全員一致で決定した。

3.      お知らせ
・仙台教区サポートセンター3周年記念誌について
 当初、福島だけで記念誌を作成する予定であったが、仙台教区全体でまとめた記念誌を作成することになったため、当初の予定は変更することになった旨、柳沼および小松神父より謝罪と報告があった。
4.      その他
     今回の会議で全活動地が一巡した。今までは3か月に1回ブロック会議を実施していたが、今後の会議の回数と会場について検討した。
・会議が多く、参加するにも大変なので、間隔をあけてほしい。(原町教会)
・会場について、移動にかかる時間や交通費など負担が大きいので、中間地点で集まれる場所がいいのではないか。
⇒今後、比較的中心に位置する福島と郡山で開催することにしたい。回数については特に決定していないが、開催頻度を少なくし、次回は5月に行うこととなった。
⇒会議への交通費については、仙台教区サポートセンターが支援できるかどうか仙台教区で協議することとなった。
     会議でのお茶菓子などは会場となる教会の負担になるので、各自持参にしてはどうか。
⇒お菓子については廃止。お茶は福島デスクで準備することとなった。
     会議の時間もそれぞれの場所に帰ることを考えると4時終了は長いのではないか。
⇒これまでは、ホスト教会の報告があったので長い時間が必要だったが、今後はワークショップのみとなるので1時開始~3時終了を目指すこととなった。

次回第10回ブロック会議:2014519日(月)午後1時~午後3

会場:カトリック野田町教会

2013年9月25日水曜日

第8回福島ブロック会議(於いわき教会)

9月25日、第8回福島ブロック会議が福島県いわき教会で行われました。

≪参加者≫43名
司教様:平賀徹夫司教様、幸田和生司教様
教  会:会津若松・いわき・郡山・白河・須賀川・二本松・野田町・原町・松木町
県内の活動拠点:カリタス原町ベース・さいたま教区サポートセンター「もみの木」・福島デスク
県外の支援団体:仙台司教協議会・カリタスジャパン・CTVC・きらきら星ネット・聖公会3.11ボランティアチーム

参加者は回を重ねる毎にどんどん増えています。福島が復興できるその日まで、皆、頑張っております。

≪今回のプログラム≫

第1部 仙台司教区長・平賀司教様のお話「大震災における司教の苦悩」

第2部 ①いわき教会の活動報告と質疑応答
       発表者 いわき教会信徒 佐々木三代子様、他
     ②もみの木の活動報告と質疑応答
       発表者 もみの木 グエン・ゴンホアン神父様・高橋ゆり様

第3部 2014年3.11に向けての企画

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第1部 仙台司教区長・平賀司教様のお話「大震災における司教の苦悩」

(平賀司教様は2011年3月11日からの司教様ご自身の行動の振り返り、また、各活動拠点の誕生の経緯を中心にお話しなさいました。)
<要約>
 ➢3月16日菊地司教・谷司教・成井神父・稲田さん・カトリック新聞社有村さんが司教館に来て状況を教えてくれた。またボランティアの受け入れ態勢をきちんとしておかねばならないので仙台教区サポートセンターを立ち上げることになった。
 ALL-JAPANでも被災地を助けようという声が上がった。札幌教区は宮古、長崎教会管区は大槌、仙台教区サポートセンターのベースとして米川・石巻・釜石(なお、名古屋教区のAJUという社会福祉法人のグループが釜石に入り、障碍者支援を行っていたことが後に判明)。大阪教会管区は大船渡、さいたま教区がいわきの「もみの木」、CTVCが原町ベース(信徒が持っていて建物を使った)、二本松教会に福島デスクをたちあげた。仙台教区のほか全国の皆さんに支えられている。仙台教区サポートセンターの目標としては「寄り添うこと」を掲げている。
本当なら私自身が各活動拠点を回りたいところだが、それができないので、毎日のミサの中で皆 様のために祈りを捧げている。そのため、ミサが長くなる... 全教会で仮設への支援活動をしてくだ さる方々がたくさんおられる。仙台教区のために働く皆様に篤く御礼申し上げる。一人で活動して いるのではなく教区のみんながつながっているということ、教区としての働きにいそしんでいるという ことを想っていただきたい。これからもよろしくお願いいたします。


第2部 ①いわき教会の活動報告と質疑応答
      発表者 いわき教会信徒 佐々木三代子様、他
     
 平・堂根サロンは、2011年1月より毎月第2,4金曜日に津波被災者への支援を中心に行っている。自分が家でいただくよりもおいしいお茶とおいしいお菓子を様々な器で準備して、くつ ろいでいただくことを目的としている。
  個人情報保護の観点から自治会長が誰かなどの情報が入手できず、支援に入るまで時間がかかった。住民の皆様の間に交流がなかった。連帯感がなく自治会費を納めない方もいらっしゃった。自治会長さんには直接アタックした。「私たちはカトリック信者ですが支援させていただきたい」と身分を明らかにして入った。やる気があるということを示す。
 富岡からの避難者、借り上げ住宅の方もサロンに来るようになった。津波被災者と原発被災者の間には精神的な溝を感じるが、最近は仲良く一つのサロンとしてやっていけるようになった。
自立支援のため、なるべくどのようなことがお得意か聞いて回るようにした。現在は加工食品を生産、他教区の教会でも販売してもらうようにした。資金準備はいわき教会が行い、自立支援で作っ   ている佃煮は2個1パックで500円で販売中。各教会で200~300個まとめて注文をいただいている。
 サロンの手伝いを仮設住宅のメンバーがしてくださるようになった。
 男性の参加者が少ない。4~5人いらっしゃればよい方。
 年金生活者は生活に困窮している。署名活動をして行政に働きかけて家賃を半額にしてもらっ た。安いアパートは借り上げ住宅用におさえてあるので、家賃の高い住宅しか残っていないという 現状がある。


②もみの木の活動報告と質疑応答
 発表者 もみの木 グエン・ゴンホアン神父様・高橋ゆり様


 さいたま教区から植えられた「もみの木」。原発被災者の支援を中心に行っている。いわき教会・傾聴ボランティア「みみ」・聖公会・プロテスタント諸教会など様々な支援が入っている。
 ➢2011年5月までは支援物資目当てにコーヒーを飲みに来ていた。支援されていると物をもらうことが当たり前になっていく様子が見られた。
 近隣に1200戸の仮設があり、もみの木から外へ出ていく必要があると感じた。現在、月から木まで出張カフェを行っている。参加人数は減ってきている。
 「母体はカトリックだ」と明言して入った。「支 援団体がどこも来ていないからぜひ入ってください」と言われた。宣教はしないがカトリックであるこ とを理解してくれているのでやりやすかった。
 さいたま教区各県からも支援に来ている。
  手仕事がしたいという声が婦人会から上がり、エコたわしを作ることに。寄り添い、ニーズにこたえることを旨としている。「カフェに来てうれしい。でも夜になると切ない。何かやっていないと切ない。これを誰かにあげたいと思って作っていることが励み」という声も。
自立支援(=積極的に生きる生き方を支える)の一環として、仮設の方たちに教えるための指導者養成としてスモッキング刺繍をはじめた。作品を自分たちも見えるところに展示したいということで展示するためのショーケースを立川教会(東京)から寄付していただいた。
 
借り上げ住宅の方たちは仮設の集会所や公民館を使うことに抵抗を感じている。月一回「もみの 木」を借り上げ住宅の方たちに開放している。他地域の方たちも顔を見せるようになった。
後は、出張カフェに加え時々バザーなどのイベントも「もみの木」がリーダーシップをとる形で取り入れていきたい。また、出張カフェは子供たちが学校に行っている間に行なわれるので子供たちに対するストレス解消支援についても考えていきたい。将棋・囲碁・針金細工などの手作業を今後も行い、男性の呼び込みを考えていきたい。
 自己中心的・自己満足の支援ではボランティアがどんどん減っていくだろう。私たち自身が教区も教派を超えてキリスト者として寄り添い、協力し合わないと「寄り添う」ことを伝えていけないと思う。
 よそ者という見方をしている人もいるかもしれないが私たちは派遣された。震災後3年目になるが被災地から遠くにいる人は忘れかけている。日本へ、世界へ、もっと発信していかないといけない。寄り添って歩むことが信仰の証となるだろう。

〔質疑応答・感想等〕
 Q:会津からの手作業参加者についての質問。自主避難者は子育てで手作業に参加する余裕が
ない人が多いが、手作業参加者の年齢層はどのくらいか?
A:手作業参加者の年齢層は中高年で以前から趣味でしていた人が多い。若いお母さんはコーヒ ーを飲みに来ておしゃべりをするのでせいいっぱいの様子だ。中高生の子どもを持つ親たちを対象に現金収入につながるように自立支援をはじめた。自立支援は経済だけの問題ではないと思う。
 
福島では自立したいけれど原発・風評の中で生活しているので自立できないという現状が読み取れる。自立というよりも少しでも前向きになれるように支援していきたい。
松木町より「高齢者はお金を稼ぐことは無理だが長生きの秘訣は前向きに生きることと言える人は自立ができている人たちだと思う」という発言あり。
 
何でもボランティアがやってあげてしまいがちだが、被災者からは「『ありがとう』と言うことにつかれてしまった」という声も聞かれる。助けてもらうだけではなく自分も役に立っていると感じることで人としての誇りを取り戻せるような気がする。

第3部 2014年3.11に向けての企画



福島ブロックでは、3年の節目として来年3.11に向けて、今までの各活動拠点の支援活動の報告を冊子にまとめることになりました。

皆様のお手元に復興支援の一記録としてお届けすることが出来ますよう、尽力いたします。









会場準備をしてくださったいわき教会の皆様ありがとうございました。
いつもの平・堂根サロンを彷彿とさせるような心づくしのおもてなしで、発表内容にもあった常日頃行われている活動の様子がありありと伝わってきました。
テーブルには季節のお花に、色とりどりのおしゃれなコーヒーカップ、薫り高いお茶にコーヒー、懐紙にのせられたお菓子…
心癒されるひと時でした。
活動の紹介の一環としてご準備いただきありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。

≪ 次回予告≫

第9回福島ブロック会議:2013年12月16日(月)午後1時 野田町教会 を予定しています。
教会内の駐車場も使用可能となりました。皆さんふるってご参加くださいますようよろしくお願い致します。
(準備の都合上、参加をご希望される方は二本松教会内の福島デスク ℡0243-23-3037 までご連絡ください。)

2013年3月22日金曜日

第6回福島ブロック会議


第6回福島ブロックミーティング

日時:2013318日午後1時から4

会場:カトリック松木町教会
記録:CTVC辻明美

出席者:野田町教会(高木、小栗):震災直後避難所にて700名の避難者への炊き出しを実施した。

聖公会東京311ボランティアチーム(楡原・山中)、郡山教会(三田、佐藤、)、福島デスク(柳沼、鈴木)、松木町教会(イエジ神父、鈴木キミ子、鈴木教弘、他10名)、いわき教会(チェスワフ神父、佐々木)、原町教会(Sr.畠中、山中)、会津若松教会(品川夫妻、市川、山本)、もみの木(高橋)、カリタスジャパン(鈴木)、仙台教区(平賀司教、小松神父、成井神父、Sr.長谷川、)

初めの祈り:イエジ神父

はじめに:自己紹介を行った。福島デスクの福島ブロック会議の概要の説明があった。

1.      松木町教会の活動紹介

<愛の支援グループふれあい茶の湯の活動> 鈴木キミ子

Ø  20102月より活動を行っていた松木町教会の「愛の支援グループ」が震災以降避難所でのボランティア、物資支援や炊き出し等を行った。その中で心のケアの必要性に気づき、「ふれあい茶の湯」として一服の抹茶と茶菓子をお出しし、お茶を飲みながらほっこりとした時間を過ごしてもらえるような活動を始める。

Ø  2011722日にCTVCが松木町教会を訪ねたことから、松木町教会とCTVCが連携し、浪江町からの避難者が入居する宮代仮設住宅にて月2回の活動を行っている。

Ø  現在までに約1300名のボランティアが活動に参加している。

Ø  「心に寄り添う」:避難者はもちろん、教会の信徒一人ひとりにも寄り添うことが大切。

Ø  イベントには入居者が事前の準備から率先して参加している。また、近隣の仮設の方、借り上げ住宅のが参加している。

Ø  毎月の誕生会を実施している。プレゼントはないが、その時のイベントの写真をプレゼントしている。

Ø  トイレットペーパーワンロール支援を開始:松木町教会で1ロールを支援してもらえるように呼びかけ。多数のペーパーが集まり宮代に支援。

Ø  仮設住宅の変化:2年が経ち仮設住宅の中でも退出者などが出て、コミュニティが不安定な状況がある。12月より5世帯増えている。

Ø  525日に宮代にてバザーを企画。仮設住宅を含め、福島県内で活動する団体や都内で活動する団体などが参加を呼び掛けた。


「質疑応答」

Ø  温泉ツアーについて、

Ø  支援について:参加者への参加費負担についての議論が交わされた。持ち込み企画等。

⇒参加費については自治会と相談し、今回はいただかないこととしたが、今後は自治会との話し合いの中で、どのような支援をどういう形で行っていくかを検討していくことが必要。

⇒いわき教会が行っている地域の温泉ツアーの場合は、参加費(お弁当)500円を出してもらっている。

Ø  公平な支援について

⇒一つの仮設住宅ではなく、支援をする場合は公平にすべての仮設に行うように言われ、活動を行うことができなかった。

⇒数多くある仮設住宅の中で、どの仮設住宅にも公平にするということは不可能に近いのではないか。

⇒「あいまいな喪失」行方不明の方、原発などで避難している人などのことを言う。

⇒パートナーズ「映画」のチケットを販売して、その売上げを支援している。

⇒石巻などはとても公共性を求められていた。援助団体が自主的に仮設住宅に入ることはできなかった。

⇒仮設の自治会主催のイベントのような形で持っていくのが公共性という意味でも円滑に回るのではないか。

⇒社協、自治体との連携が大切。主体性を活かした支援体制を築くことが大切。

Ø  郡山教会より:前回、初めてブロック会議の存在を知った。津波の被災者の多い仮設に関わろうと決めた。

⇒富岡町から避難してきている仮設住宅自治会企画のプログラム(編み物や元気体操など)に一参加者として参加している。「誰でも参加できます」というプログラムのポスターを見て私たちも受け入れてもらえるのだと思った。ハンドクリームなどを持参し手のマッサージを行うと、ふれあいの中からいろいろな話を伺うことができる。

Ø  原町教会より:最初の1年は自分たちも自身のことで精いっぱいで支援活動を行う余裕はなかった。しかし、全国からたくさんの方が巡礼やミサに一緒に参加してくださった。その後1年が経ち、原町にベースもでき、仮設住宅での活動を開始した。福島やさい畑さんと協働し、一戸ずつに野菜を配布している。

Ø  パッチワークの中では、活動を始めて半年がたって、ようやく津波の被害の状況などを聞かせてもらえるようになった。

⇒課題:野菜の手渡ししながら、時間の経過とともに、家庭の状況によって本当に野菜が必要なのか、今後の配布については自治会や原町ベースとともに要相談。

Ø  無料だから参加しやすいので長く続けてほしい、と言われるところとゆくゆくは自立していかなければならないのだから200円ほど参加費をいただくという仮設住宅と、それぞれに状況が違う。

2.      意見交換、情報交換について

Ø  今後の支援活動について

・浪江町仮設住宅の現状

⇒仮設内でのDVの問題。8割が帰れない、先が見えないことへの不安、ストレスが原因。

⇒高齢者のヒートショック、熱中症、孤独死、うつ病、

⇒コミュニケーションの必要性を強く感じる。仮設内でグループができて、グループ間のコミュニケーションがとりにくい環境。人とのつながりが希薄になっている。

阪神淡路大震災の時も言われた「3年目の孤独死」。コミュニケーションをとりにくい男性に多い。

⇒男性が出て来られるような企画:

・現在、同じ地域に関わる支援団体が協働して支援活動を行えている。今後長くなると予想される支援活動を行っていくには、活動団体と連携することが大切である。借り上げ住宅の支援については、借り上げ住宅の方たちの集まりを月1回もみの木で行っている。(もみの木ステーション)

・借り上げ住宅支援について

・会津若松教会より:区域外避難母子への物資支援、キャンプ(保養)の場合も甲状腺の検査をしてもらえるようなキャンプだと嬉しい。

・区域外避難者のお母さん達が手工芸品を作りバザーなどで販売したいという希望はあったが、実際には乳幼児を抱えての手作業は難しいため断念。

・区域外避難者の物資支援について:いわき市には困窮家庭が増えている。その家庭に向けて衣服や食料品などの支援を行っているが、ボランティアの中でもそこまでしなくてもいいのではないか、という意見もあり、自らも避難者である福島県民がボランティアを行う中で、震災から2年たって状況がおかしくなりつつある。(チーム平・堂根)

・雇用促進住宅に入居している避難者さんが佃煮を作り、それをいわき教会が販売協力をしてきたが、保健所の問題もあり作り続けることができなくなった。(チーム平・堂根)

・安心に対するこだわりが強い人が自主避難している。支援を受ける側も何をどう受けてよいのかわからない、受けることに慣れていない。

・自主避難の人の心情:避難したから楽になったということは決してなくて、福島から逃げたと思われていると思っていたり、福島の時のママ友との連絡が取れなくなってしまってかなりのストレスや不安を抱えて過ごしている現状がある。家族の中の亀裂が生じている、二重生活が家計を圧迫している。

・年度替わりに際して進学などの理由から福島に戻られる方が増えている。逃げたという思いから福島に戻ることに非常につらい思いをしているので、せめて教会だけでも温かく「おかえり」と迎えてあげてほしい

・福島市に住んでいるお母さん達でも放射能についてどれくらい心配しているかなど語り合えない現状である。迎える、よりも自分たちも分かち合いなどで話せる場があるといいのかもしれないが…。(松木町教会)

・福島市の人はみんな放射能の恐怖に怯えながら生活している。その思いを心から分かち合える場を作ることができればいいと思う。(CND熱海)

・行政への働きかけについて:支援団体単体では声は届きにくいが連福などの会議の場に情報をあげ、そこから行政への働きかけを行うと声が反映されやすいのではないか。(成井神父)

Ø  活動報告フォーマットについて

ž   福島デスクへの情報提供フォーマットについて:

1.フォーマット内容:月日、天気、参加人数、活動報告、必要な支援、写真

2.活動頻度が個々違うので、それに合わせてその都度報告。少なくとも月1回

3.      告知・お知らせ

Ø  511日(土):震災復興ふれあいフェスタを企画。会場:聖心インターナショナルハイスクール

Ø  仙台教区サポートセンターでポスターを作成。

Ø  成井神父より退任のお知らせ 

終わりに:平賀司教の言葉と祈り

次回第7回ブロックミーティング:2013年6月17日(月)午後1時~

会場:カトリック会津若松教会