2013年9月13日金曜日

郡山教会活動報告9/13

 
郡山教会の鍵谷和子様より活動報告をいただきましたので掲載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仮設の編み物教室の方々もお盆の間それぞれ御用があったようです。


仮設住宅の中央広場から西。
広い!遠くに見えるのは仮設住宅。
この広場を中心に東西南北に仮設住宅が広がっています。
富岡町からの住民だけで250世帯。
他、川内村・双葉町からの避難世帯も。
現在の様子は夏以前と少し違っている雰囲気です。すでに2年半の仮設生活を経て、当初からの緊張から解放されつつある半面、仮設自治での実際の生活での運営や人間関係に問題も見え隠れしています。団結と助け合いで一致した絆も、もちろん当初の形でのこってはいるようですが長い不安と疲労が互いへのやさしさに欠け気味を見受ける感じがします。
葬儀や祭りなど行事を通してのやり方、意見の違いがかつての「地域での違い」なのでしょう。
編み物などでの気晴らしの時期は過ぎつつあるのかもしれませんね。
この頃は、具体的問題や出来事の互いの思いを知らせあうのに熱心で、正直会話に加わる雰囲気が難しくなっています。残念ですが、テレビニュース等の嬉しくない報道の影響も聞こえています。

 それにしましても、秋風が郷愁誘う頃には皆さんの心持も変わるのではないかと期待しながら通わせていただくつもりでおります。

仮設住宅集落の中央にある「おだがいさまセンター」の入り口です。


 「おだがいさまセンター」での活動の9月のプログラムを同封します。


同封していただいた9月プログラム。予定がぎっしり。
おだがいさまセンター内の予定表。
「ボランティアグループが多すぎて何団体あるか把握しきれないくらいだ」
・・・と社協の方がおっしゃっていました。
入り口すぐの事務室の係りの方は「どなたでも参加できますよ」と話してくれました。
注意が必要な点は、定員は仮設の方が優先されること、宗教色はタブー、友好的心を持つことでしょうか。

仮設住宅の入り口の立札です。
先日、「長崎の原爆被害者の方々から、福島の原発避難者への手紙を預かってきたので仮設等の方へ渡してください」とK神父様から封筒を預かってきました。早速、11日に仮設へ持参しましたが、すでにこれらの試みはなされているのですが、状況の違いなどから文通が長続きしなかったこと、高齢者には困難なこと、・・・で、受け取っていただけませんでした。他のところではどうでしょうか。

編み物教室。主催者は富岡町出身の家庭科の先生だそうです。



2013年9月13日 カトリック郡山教会 鍵谷和子様より
 

0 件のコメント:

コメントを投稿