センター内は町民方の作品展示場です。吊るし雛、陶芸、ちぎり絵、編み物、その他いろいろな作品が並びました。これらの作品は展示のみで販売は致しません。
現在409人が住むという仮設集落のあちこちから人びとが集まり散策する様子は、いつもの静かな仮設敷地が別の場所のようでした。突然一人の方に肩をたたかれ、大笑い。全体の様子から察するに、ほとんどが富岡の方々で、郡山市内からのお客さんはいるのかな?という感じです。近隣、市内にもっともっと知ってもらうのも大切ではないでしょうか。というのは、もう帰れない富岡の方々は郡山の住民との交流を望んでいるからです。仮設内での会話を超えた新たな日常を望んでいます。望まない人もいるでしょうが、求める人たちには市民との交流が開かれるといいなと思います。仮設生活も3年になろうとしていますが、個人各自が時間をかけていくのが自然な形なのでしょうか?難しいですね。テントを前にしてふっと佇んでしまいました。仮設プログラムにも市民の参加を求めているようです。
販売テントでは、学生ボランティアの水餃子、機織りなどの物づくり体験、富岡で商売をしていた商店、いろいろの顔が見えました。マッサージ師とお茶の先生は埼玉県の狭山からイベントのたびに訪れるそうで、写真を撮りながらお抹茶をいただきました。遠くから道具を携えての無料サービスはとてもよろこばれていました。どちらもプロの女性です。
12月3日のテレビニュースで「もう帰れないと思う。これから先、一人でどう暮らしていくかとても不安」「それぞれの選択が分かれていくと思う。それぞれに対応してほしい。」と1000日目の追悼会で話していたのは顔見知りの方々でした。
思いを受け取り、思いで応える。わずかずつでも教会の仲間に伝え続けていきたいと思います。自分も仮設に出かける毎にこたえていただいているからです。
思いを受け取り、思いで応える。わずかずつでも教会の仲間に伝え続けていきたいと思います。自分も仮設に出かける毎にこたえていただいているからです。
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