二本松 高校生による被災地ボランティア報告書 その７「農業体験ボランティアに参加して」

• 2013年夏休みに福島に訪れた高校生によるボランティア報告書です。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「農業体験ボランティアに参加して」　　　カリタス女子高等学校　H.O.さん

  畑の雑草とりや沢山お話をお聞きしたり、福島の温かい方々と出会ったり温かいご馳走をいただきました。また、写真も見せていただきました。もし機会があるようでしたら、直接見てよりたくさんの事を感じる事が出来ればなと思います。

  私は東北（福島）に訪れるのがまず初めてでした。今回、車で色々なところに連れていっていただきました。その時に見た景色を見てほのぼのしていました。広い田んぼの向こうには山があったり、民家があったり緑がいっぱいでした。ここに住む方々やここで育つ果物や野菜は温かいなと本当に思いました。福島は原発があるというイメージは少なからずありましたが、それはまったく変わりました。福島は緑の多い綺麗な場所です。これが今回一番の変化ではないかと思います。

  福島に来たことのない人はもったいないです。こんなに美味しいものが沢山あるところにこないのは損しています。来たことのない理由はさまざまだと思いますが。もし、震災で…原発があるから…危険だから…という理由のひとは、最も訪れて頂きたい人たちだと私は思いました。福島の自然を見れば、そんな事なんていっさいなくなると思います。現実としてそういう方々もいらっしゃるから、私たちが訪れて伝えるという大切なやるべき事があるのだなとおもいました。やるべき事は沢山あります。でも、すべてがすべて自分たちの手で変えていけるわけではありません。少しでもいい方向に行くように助けになり、少しでもいいから役に立てればと思っています。また、すべての人がそう思うようになる事が、私の願いです。

  最後に、お世話になった方々 2日間本当にありがとうございました。 次会う時は、野菜売りのお手伝いの時、福島にまた訪れたときでしょうか。また、宜しくお願いします。