2013年9月2日月曜日

原町ベース 高校生による被災地ボランティア報告書 その2 「南相馬市でのボランティアにて」 

 
2013年夏休みに原町ベースに訪れた高校生によるボランティア報告書です。
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「南相馬市でのボランティアにて」 広島学院高校  K.Y.君

 今回のボランティア活動では主に子どもたちやお年寄りとの交流会などの屋内活動と草刈りや室内清掃などの屋外活動を行いました。
 屋内活動をして感じたことは福島の人達は津波や原発問題などに遭っても気落ちせず、とても明るく前向きに生きているということです。仮設住宅でストレスの多い生活をしているにもかかわらず、近所で助け合ってみんな支えあって前向きに懸命に生きている姿勢にとても感動し、元気づけられました。
 屋外活動をして感じたことは、これから一軒一軒草刈りをしていたら途方もない時間と労力が必要でありそれを成し遂げることは安易ではないということです。
 最後に今回のボランティア活動全体を通して感じたことは人々のきずなや支えあいの深さです。ご飯を作ってくれるベースのスタッフ、ボランティアをやり繰りする社会福祉協議会のスタッフ、子供たちへの施設を作ってくれた人々など、たくさんの人々の支えあいがあるからこそ元気に生きているということがよくわかりました。いつか再びボランティアに行きたいと強く思いました。

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