2013年3月24日日曜日

福島やさい畑 野菜販売報告

 桜の花が満開の3月24日(日)の東京都内。
我々福島やさい畑のメンバーは、都内3か所の教会へお邪魔してきました。

1、東京カトリック町田教会
 カトリック町田教会は、奇数月の第4日曜日に福島のお野菜販売にお伺いしています。
初めてお伺いしてから約2年近くたち、今では販売日を待っていてくださるようになりました。たくさんの方々が楽しみにしていてくださって、とても嬉しく張り合いを感じます。

 今回、朝ミサ(7:30)は人数が少ないにも関わらず半分が売れてしまい、10時30分のミサの前にはほとんど完売でした!ミサのお知らせで挨拶させて頂き、
 「福島県は農業県であり、且つ自然農法で取り組む農家さんが多く、私たちが扱っている野菜も有機農法、不耕起栽培(無農薬で循環型農法)、EM菌農法(有用な微生物を使った農法)で作ったお野菜なのでおいしいです。野菜を一か月放置すると、無農薬野菜は茶色に枯れる、農薬を使った野菜は真っ黒く腐る、という違いがあります。」ということを説明しました。
 にもかかわらず、10:30のミサの後には野菜は完売して残っておらず、皆様には申し訳ありませんでした。「あ~楽しみにしてたのに。」と残念そうにされていました。次回はもっと多めに持ってまいります。

 町田教会の近隣にお住まいの方々もお野菜を買いにいらして頂きありがたいです。
 町田の皆様、次回5月の第4日曜日にお会い致しましょう。

2、東京カテドラル関口教会
 朝6時には、夜が明け明るくなってきた東京都内。
関口教会の前をジョキングやお散歩をされている方が、福島のお野菜を買っていかれる方がたくさんいらっしゃいます。教会の方だけではなく一般のお客様がたくさん買いに来て下さるのが特徴的な売り場です。
 この日、我々福島やさい畑とお付き合いのあるNPOの方が、ひょっこり関口教会の販売にお手伝いにきてくださいました。元気のいい女性でしたので活気あふれる販売となりました。

3、東京カトリック吉祥寺教会
 「私、岩手出身なの。福島に原発をおしつけて・・・。一緒に頑張りましょう。」
そのように声をかけて下さったことに暖かみを感じ、その思いが心にしみました。
 福島の農家は1年目は、全国の方々の温かな支援がありましたが、最近はそれも少なくなり売上が、震災前よりもかなり落ちている状態。おいしくて安全な作物を作っても売れない。食べていただけない。悲しい現実に負けず頑張り続ける農家さんの気持ちを少しでもたくさんの方にお伝え出来ればとお話しながら思いました。
 カトリック教会の皆様にはこうして応援して頂いて、そのお陰で本当に農家さんは助かり、そして作ることに前向きになることができるようになったのです。皆様に感謝!


次回3月31日(復活祭)は、2か所。
1、東京カテドラル関口
2、東京カトリック吉祥寺教会
にお邪魔致します。


 

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