2014年2月19日水曜日

3.11ルワンダふくしまチャリティーイベント

皆様、下記の日程でルワンダと福島の素敵な音楽の夕べが開催されますので、ご案内いたします。
 
3.11ルワンダふくしま~国境を越えて音楽でつながる夕べ~
日時:2014年3月11日(火)18:00~20:00
場所:男女共生センター研修ホール(二本松市郭内1-196-1)
入場:無料
【内容】
◆ジャン・ポール サンプトゥのメッセージ
「ルワンダの内戦を乗り越えて~人が生きていくために必要なこと」
◆ふくしまの皆さんへ贈る 歌のメッセージ
◆サンプトゥさん作詞作曲の追悼曲をふくしまのミュージシャンとともに
◆二本松の子供たちが作成したキャンドルでキャンドルナイトのフィナーレ
◆ルワンダのコーヒーや紅茶、ボランティアによるお茶菓子の提供
出演:ルワンダ出身ミュージシャン ジャン・ポール サンプトゥ、アローン ニトゥンガ
司会・通訳 カンベンガ・マリールイズ
主催:3.11ルワンダふくしまプロジェクト実行委員会(代表:」カンベンガ・マリールイズ)
このイベントは寄付によって行います。皆様の温かいご寄附をお願い致します。
振込先:みずほ銀行 福島支店 口座番号(普)1844019 名義:KAMBENGA MARIE LOUISE N.

【お問合せ】3.11ルワンダふくしま実行委員会 TEL:024-533-8289
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カンベンガ・マリールイズさん(左)
1965年、ルワンダ生まれ。福島市在住。1993年、福島県海外技術研修生として福島文化学園で洋裁を学ぶが、帰国後、ルワンダで内戦が勃発。翌年、研修生時代の友人らの尽力により家族で再来日する。
 内戦の体験から、教育の大切さを感じ、2000年ルワンダに学校を建設することを目的として、福島に事務所を置くNPO法人「ルワンダの教育を考える会」を仲間と立ち上げる。現在は、内戦の体験を通して知った命の尊さ、教育の大切さを訴える講演を日本各地で精力的に行っている。
 東日本大震災の後、3年間にわたり仮設住宅訪問などを通して被災住民を元気づける活動を続けている。

ミュージシャン ジャン・ポール サンプトゥさんについて
1962年3月15日生まれ。カナダ在住のルワンダ出身のミュージシャン。
 サンプトゥはアフリカ伝統音楽や欧米のニューミュージックの影響を受け、独自の音楽を作り出して評価され、ニューヨークリンカーンセンターなど、様々なステージで活躍してきた。ところが、1994年のルワンダ内戦で両親と兄弟を自分の幼なじみに虐殺され、その悲惨な体験から生きる気力を失い音楽活動も停止した。しかし、ある時苦しみに打ちひしがれるばかりの現状を変えることを決意し、その幼なじみをゆるし、絶望的な状況から回復し、みごと音楽界に復帰を果たした。
 その後、2003年には、コウラ賞(アフリカのグラミー賞)を受賞、2004年には、米国で行われた「ルワンダ内戦終戦10年式典」に招待され公演を行い、現在は世界中で演奏活動を行っている。また、その一方、内戦で傷ついた子供たちに音楽を通して夢を与える活動(MIZERO Children)も行っている。
 東日本大震災の前の年にあたる2010年には、日本国内15カ所にてルワンダフルコンサートと称して、ルワンダの教育を考える会と一緒に日本国内15カ所にてチャリティコンサートを実施した。

サンプトゥのメッセージ
 「ゆるすことによって苦しみから解放される」
 人を憎むことで最も苦しむのは自分自身である。この苦しみから解放されるには、憎しみの相手をゆるさなければならない。このゆるすという力は、テロや残虐行為に対する最も強い武器であるから、すべての人は平和を維持するために、ゆるすという力を使うべきである。
 また、大人たちが憎しみ続けることによって、子どもたちも、またその子供たちも憎しみという苦しみをずっと味わっていくことになる。大人たちは、その連鎖を断ち切らなければならない。

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