2013年2月21日木曜日

宮代仮設での「初釜」と野菜配布


2013年2月15日午後2時より、福島市宮代第一仮設集会所にて「初釜」が開かれました。
 
木ご夫妻を中心としたカトリック松木町教会の皆さん、お茶会教室の皆さん、カトリック東京ボランティアセンターの皆さん、カリタス原町ベースの皆さんとともに、宮代仮設自治会役員のシマさん、サイトウさんら約40名が参加されました。

鈴木ご夫婦、お茶会の皆さん、また被災者の方数名は、着物、紋付き袴での参加でしたので、和やかな雰囲気の中にも、凛とした空気が漂っていました。

特に被災者の方たちは、本当に久しぶりの着物姿ということで、緊張感とともに日本の美意識を楽しんでおられました。

お茶とお菓子をいただいた後、数名の参加者の方が、実際にご自分でお茶を点てる体験をされ、大いに盛り上がりました。

初釜終了後に、東京からいただいたバレンタインデーのチョコレートをいただきながら、交流会が開かれ、ボランティアの方々と被災者の方々が交流を深められました。

被災者の方の、「このような楽しいイベントを催していただき有難いです。」という言葉とともに「東日本大震災から2年が経とうとしている今でも、このあと、仮設に戻ると、寂しさと悲しみが押し寄せる時がある。」という言葉に、まだまだ東日本大震災の恐ろしさを感じました。先の見えない不安。復興は、まだまだこれからです。

交流会ののちに、全国からの支援金をもとに、「野菜セット」を各家庭にお配りいたしました。
 

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